北海道ツーリングラスト6日目。ホテルを出発する時、「今日で最後なんだな….帰りたくないな….」と思いながら、カブに荷物を積んでいました。
なんならこのブログを書きながら、「もっと北海道にいたかった」という感情がよみがえってくる….
6日目も予報通り快晴で、絶好のツーリング日和。もう一泊してよかった(^^)
札幌近郊で約1時間走ったところにある支笏湖を眺めながら湖畔沿いを走行し、支笏湖から90㎞先にあるニセコ町の「高橋牧場 ニセコミルク工房」でアイスを食べて、ニセコパノラマライン→神威岬→日本ふるびら温泉しおかぜ…と、道央を走り回って小樽港に戻ってきました。
総距離約310㎞。1日で300㎞超えたのは初めてではなかろうか…。小樽港に着くころにはぐったり。…とまあ、北海道ツーリングラスト6~7日目を紹介していこうと思います。

目次
札幌市街から近い!美しくてきれいな湖畔沿いの道が気持ちいい「支笏湖」
朝9時頃にホテルを出発し、ガソスタでガソリンを満タンにしたら、約1時間ほどかけて北海道千歳市にある日本有数の水質を誇ると言われている「支笏湖」へ行ってきました。
距離は約50㎞とそこまで長距離ではないのですが、交通量の多い市街地を走る区間が多く、また、土曜日ということもあったため、思っていたより着くのに時間がかかりました。

太陽の光に照らされて、水が青く映る支笏湖がとてもきれいだったため、待避所にカブを止めて思わず撮影してしまいました。向こうの山が水面に映るくらい水がきれいで、いい時に支笏湖を訪れることができて本当によかったです。
支笏湖を背景にスーパーカブも撮影しました。


撮影した待避所には、同じように写真を撮っているドライバーやライダーの方がたくさんいました。支笏湖がきれいに映る場所なのでおすすめです!
自然豊かで美しい支笏湖を立ち止まって撮影するのも楽しいですが、湖畔沿いをカブでトコトコと走行するのも気持ちよくて爽やかな気分になりました。
札幌市街から近いというのもあるのですが、モトブログを発信しているYoutuberの茅ヶ崎みなみさんが愛車のスーパーカブC125で訪れていて、いつか自分も行ってみたいなと思っていたスポットでした。
ちがみなさんはその時支笏湖の湖岸でキャンプをしていたので、今度北海道に来た時は、ここでキャンプすることができたらな~…….なんて(^^)


支笏湖の湖畔沿いは涼しくてよかったのですが、支笏湖南側の両側に木々が立ち並ぶ道は少し寒かったので、途中で立ち止まってカーディガンを着て走行しました。
この時期にカーディガンを羽織るとは….。
羊蹄山がよく見えるニセコ町「高橋牧場 ニセコミルク工房」でアイス休憩
支笏湖から約90㎞先にある北海道ニセコ町の「道の駅 ニセコビュープラザ」まで、ノンストップで走ること1時間半。お尻より先に耳に限界がきて、ここで昼ごはんを食べました。



豚肉丼セット1,200円。北海道来てから食べた肉の中では一番かもしれません。肉厚で腹も満たされました。土曜日のため道の駅は人が多く、人込み嫌いの自分はすぐに退散しました(-_-;)
計画ではここからニセコパノラマラインに向かう予定でしたが、昨日Xのフォロワーさんから、牧場が経営するアイスクリーム屋さんを紹介していただいたので行ってみることに。
走ること10分弱で到着。フォロワーさんおすすめの「高橋牧場 ニセコミルク工房」。アイスを食べる前に、富士山に似た姿から”蝦夷富士”と呼ばれてる「羊蹄山」を背景に、バイクがきれいに撮れる場所を教えてもらったので撮影。確かにこれは見ごたえありますわ(*^^*)

雲がかかっていなかったので山全体を写真に収めることができました。
アイスクリームは450円で2種類選べるそうでしたので、ミルクとチョコチップを注文しました。ミルクが濃厚で甘くておいしかったです。羊蹄山を見ながら食べることもできるイートインスペースもあって、見晴らしが最高でした。


フォロワーさん曰はく、シュークリームやプリンもおいしいみたいなので、また北海道に行く機会があったら食べてみたいですね。
後、この牧場は土曜日でもバイクが止めれるくらい駐車場の数が多いので安心です(^^)


「日本百名道」にも選ばれた人気のツーリングルート「ニセコパノラマライン」
ニセコパノラマラインは、道道66号沿いの岩内郡岩内町から虻田郡ニセコ町までを結ぶ区間の通称で、羊蹄山や周辺の山々、日本海に浮かぶ積丹半島を眺めながら走ることができる、自然豊かな絶景ドライブルートです。
道央のおすすめツーリングルートとして、北海道ツーリングの記事や雑誌で紹介されていたので走ってみることにしました。
両側一面が緑の道でアップダウンもそこまで激しくなく、土曜日でありながら一度も後ろに車やバイクが来なかったくらい空いていたこともあり、非常に走りやすいワインディングロードでした。


ちょうどこの時曇っていたのであまり写真映えしませんでしたが、天気がいいとかなりきれいな景色を眺めながら走行できそうです(^^)

時間ぎりぎりで間に合った「神威岬」を散策 ※岬まで結構歩きます(^^;
ニセコパノラマラインを抜けること1時間弱で最後のツーリングスポット「神威岬」….の入場ゲートに到着。ゲートに立っているおじさんから「17時半でゲートがしまるからそれまでに戻るように」と言われました。
開放時間決まっていることや、駐車場から神威岬まで20~30分歩くことを知らず、かつ、到着した時間も16時15分とあまり時間がなかったので、急いでカブを止めて見に行きました(-_-;)
行かれる方は気を付けてください(^^;)
開放時間:8時~17時半(最終入場16時半) ※2025年9月20日時点 ※ホームページ要確認!


神威岬へ向かう遊歩道の入り口に到着。入り口には”女人禁制”の看板が。昔の話ですので今は女性も通れます。ここまで200㎞以上走行してきたので、そこから歩くとなると結構しんどい…..


でも、風が強いと通行禁止になることもあるそうなのでラッキーでした。
端まで歩いていったのですが、階段の上り下りが結構あって疲れました。岬へ続く遊歩道の写真(左)がお気に入り。


早歩きすること20分で神威岬に到着。海が地平線の向こう側まで広がっていると思わせるくらい大きいなと感じました。
夕陽が雲に隠れて見えなかったのですが、雲の切れ間から太陽の光が差し込んで、ちょっと幻想的な光景が見られました。なんか天使か神が降臨するようなやつ….


海を眺めながら、北海道ツーリングの締めにふさわしい光景だなと思いました。ここ含めて、北海道はきれいな景色をたくさん見せてくれたので、改めて感謝の気持ちでいっぱいです(*^^*)


来た道をまた20分以上かけて戻るのはきつかったですが….(^_^;)
神威岬の駐車場まで戻って、この後は「日本海ふるびら温泉しおかぜ」まで温泉につかりに行きました。フェリー乗る前に汗を洗い流そうと思って。
温泉でゆっくりしようとしたのですが、おそらく部活の合宿か何かと思われる大学生の集団が10人くらいおり、ガヤガヤしてて落ち着かなくて、あまりゆっくりできなかったのが残念(~_~)
さようなら北海道(T_T) 今までで一番楽しいツーリングでした!!
またここに帰ってくることを誓って小樽港を出発🚢
温泉を出発して、ふとカブのガソリンタンクを確認すると、残り1個で点滅していたので、ガソリンを満タン給油。今日の朝満タン入れたのになくなるってどれだけ走り回ったんだ….
ガソリン入れ終わったら、そのまま小樽港フェリー乗り場へ…..とその前に、人間の給油と称して、晩飯に小樽港近くのなか卯でうどん定食を食べました。

スーパーで明日の朝飯と昼飯を買ってきたら、小樽港フェリー乗り場へ向かいました。到着したのは夜の9時半頃。舞鶴港ほどバイクの数はそこまで多くありませんでしたね。


フェリー乗り場で待機している時に、兵庫県の姫路方面から来られたライダーさんに話しかけられました。2週間で道北や道東を回ったんだとか….。それを聞いて、もう1週間延ばして道東も行けばよかったかなと少し後悔しました…(-_-;)


フェリーに乗船して夜11時45分頃に小樽港を出港。初めての北海道ツーリングが楽しすぎて、離れるのがものすごくつらかったです…。働くようになったら、1週間の休みを取って北海道に行くなんて難しいだろうな~なんて思いながら…。
だから無職のこの時期に北海道に来れて本当によかったです!!北海道に行くことを決めた自分をこの時ばかりは褒めました。
今回は道北・道央が中心の北海道ツーリングで、道東方面は走らなかったので、次回訪れる時は道東方面を走りにいきたいなと強く思いました。
それを実現させるためにも、1週間単位の休暇が可能な会社で働くなど、自分の理想にあった働き方を見つけていきたいです。….いつ就活するか分かりませんが(笑)
カブで巡る7日間の北海道ツーリングは以上です。少しでも、原付で北海道に行ってみたいと思った方の参考になれば幸いです(*^^*) それではまた👋


(左)7日目にフェリー内のレストランで食べた、とんかつ定食。
(右)自宅⇔北海道の総距離は1,300㎞越え。スーパーカブはずっと頼もしかったです(^^)

↓前回の記事はこちら

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