北海道ツーリング4日目。名寄市のホテルを朝の7時半頃に出発し、オホーツク海方面へ北上。エサヌカ線→宗谷岬→白い道→日本最北端のマクドナルド稚内店→防波堤ドーム→ノシャップ岬→オトンルイ風力発電所と、道北へ来たら多くのライダーが訪れるツーリングスポットを巡ってきました。
4日目のツーリングルートをGooglemapに表示するとこんな感じ。宿は天塩町でとりました。
総距離約280㎞。こんなに走ってたんだ….(´・・`)
距離すごくありますけど、休憩こまめにとったし、道も広くて空いていたので、あまり疲れずに走ることができました。

目次
名寄出発。オホーツク海方面に向かって約120㎞北上。
名寄市のホテルを出発して、最初の目的地であるエサヌカ線の入り口までは約120㎞で2時間ほどかかります。ぶっ続けで走るとさすがに腰やおしりに大ダメージとなるので、途中にある「道の駅 ピンネシリ」(左)と「道の駅 北オホーツク はまとんべつ」(右)で2回休憩を挟みました。


単に休憩を挟んだだけなので、何か紹介することは特にないのですが、ここに来るまでの途中、まあまあな数の「熊出没注意!!」の看板を見つけたので、熊に遭遇する恐怖を少し感じながら走っていました(-_-;)
あっそうそう、言い忘れてましたけど、上の写真からわかる通りこの日は快晴でした!2日目と3日目は雨に降られたので本当によかったです(^^)
信号や電柱なし!広大な牧草地を突き抜ける絶景の「エサヌカ線」
ホテルを出発してから2回の道の駅休憩を挟んで走ること約3時間ほどで、道北に来たら走ってみたかった道、北海道猿払村にある「エサヌカ線」入り口に到着しました。
「全長約16㎞の一本道で、途中の2つのクランクを除けば、どこまでも続く一本道を感じられます!」や「地平線を最大限に楽しめる絶景ロードです!」などと、ネットで紹介されていましたが、実際に走ってみて….

「…何この道!ヤバすぎる!!道路の両側に草原が広がっていてめちゃくちゃ気持ちいい!!!」
それがエサヌカ線を走っている時に感じたことでした(*^-^*)
天気がよかったのもありますが、とにかく気分が高揚するんですよね。信号や電柱、ガードレールなど遮るものが何もない…..

思わずカブを道路脇に止めて写真を撮ってしまうくらい映えます。「本当にここは日本か…?」と思うくらい、まっすぐ突き抜ける直線道路と両側に生い茂る牧草、空の青さ、自分とカブ以外何もないと思わせる光景は、すごく非日常感を味わえます!!!
目に飛び込んでくる景色が半端ないエサヌカ線。走っていて気持ちいいし楽しくて仕方がなかった道でした。



全長16㎞のため、あっという間でしたが、短くもすごく濃い体験ができたと感じました(^^)
機会があればまた走りたいですね。
エサヌカ線~宗谷岬間のヤエー率100%でした(゚д゚)!
絶景のエサヌカ線の出口を抜けて宗谷岬へ向かったのですが、この間、いや….エサヌカ線の入り口に入ってから宗谷岬に着くまで何十台のバイクとすれ違ったのですが、みんなヤエーしてくれたんですよ…!!
関西や九州をカブで走っている時は、ヤエーする人ってそんなにいなかったのに…..
(まあカブだと地元民なのかツーリングで来てるのか分かりにくいというのもありますが…..)
「広くてまっすぐな道が多くて絶景が広がる北海道の大地に、みんなテンションが上がっているからだ」と思うことにします(笑)
北海道でヤエーをすると、お互いの安全だけでなく、「北海道の絶景をお前も味わいに来たんだな」と、あのすれ違う一瞬でコミュニケーションしているようで楽しかったです(^^)
ずっと行ってみたかった日本最北端の地「宗谷岬」に到着
エサヌカ線出口から国道238号線をヤエーしながら北上すること約40分で、遂に日本最北端の地「宗谷岬」に到着しました!

なんか….すごく感慨深かったですね。「いつか自分のカブで北海道行けたらな」と2年半前に納車した時から思っていたことが実現して、しかもライダー憧れの日本最北端の宗谷岬に、自分のカブで来れたのが夢みたいで…..
アニメ「スーパーカブ」で主人公の友人”礼子”が、「どこにでも行けるわよ、だってカブだもん」と言っていましたが、本当にその通りだなと、この北海道ツーリングを通して思いました。
本当にどこにでも&どこまでも、行きたいところに自分を連れて行ってくれるスーパーカブ。頼もしい存在ですよね。これからもずっと乗り続けたい、改めてそう思いました。


天気がよかったので、樺太(サハリン)がうっすら見えました。
ちょうどお昼ごはんの時間帯だったため、ごはんや「魚常 明田商店」で、ミニ生うに丼をいただきました。北海道を訪れてやっと海鮮丼を食べれました。「ミニサイズで2500円高っ!!」と思いましたが、ぷりぷりでおいしかったです。


宗谷岬….。またここに来れるように、しっかりとこの景色を自分の目に焼きつけて出発しました。
ホタテの貝殻を敷き詰めてできた「白い道」
宗谷岬から南へ、宗谷丘陵を走ること15分程で「白い道」に到着。青い空と、緑の草むらの中にある白い道のコントラストが美しいそうなのですが、あいにくこの時間帯、曇り空になってしまいきれいな写真がとれませんでした….(T_T)


運動場に引くラインカーくらい白かったです。ホタテの貝殻を砕いて敷き詰めたとネットに書いてあって、砂利道を走るような感じかと思っていたのですが、砂利より細かく砕かれていましたね。
白い道の区間は約3㎞。激しいアップダウンはないのですが、出口付近は下り坂で、その道が結構でこぼこしているので、気を付けて運転する必要があります!
カブはでこぼこ道に強いから平気ですけど、スポーツバイクであのでこぼこ道を走行するのは怖いなと…. まあ、カブ以外乗ったことないので知らんけど。


日本最北端のマクドナルド稚内店。ドナルドとランランルーしてきた。
「白い道」から宗谷湾を眺めながら、国道238号線を西に走ること30分。日本最北端のマクドナルド稚内店に寄り道しました。椅子に座っているドナルド・マクドナルドと記念写真を撮って出発しようとしたのですが、お腹が空いてきて….
宗谷岬のごはんやで食べたうに丼、おいしかったけど量が少なかったんですよね….
てことで、この時期限定の月見バーガーセットを注文。マクド数年に2or3回くらいしか寄らないのですが、ポテトのおいしさは安定していますね。


食べている間、北海道ツーリングをしに来たであろうライダーが何人か写真を撮っていましたね。小学生くらいの時、ドナルドのマネがすごく流行ったのを思い出しました。ランランルー♪
日本最北端の駅「JR稚内駅」&稚内港北防波堤ドーム&ノシャップ岬
マクドナルドを出発したのが夕方の3時。この後、オロロンライン経由で「オトンルイ風力発電所」を見て、天塩町のホテルに向かう必要があったので、急いで各スポットへ。
訪れる予定は最初なかったのですが、鉄道好きとしては思い出に寄っといた方がいいだろうということで、日本最北端の駅「JR稚内駅」へ。


北の終着駅のため、ここも中々に感慨深いですね。にしても気温24度って….
本当に涼しくて過ごしやすい気候ですよね。
稚内駅から歩いて行ける距離に、「稚内港北防波堤ドーム」があります。さっと寄って写真撮影。


そして、ここから北へ向かうこと5分ほどで「ノシャップ岬」に到着。晴れていたので、礼文島や利尻島がよく見えました。夕日とその光に反射する海がきれかったです。


最後の目的地。稚内からオロロンライン経由で「オトンルイ風力発電所」へ
最後の目的地「オトンルイ風力発電所」に向けてノシャップ岬を出発したのが夕方4時ごろ。約1時間の走行ですが、暗くなるのが北海道は早いのかなと思っていたので、少し急いで向かうことに。
オロロンラインをずっと南に向かって走るのですが、日本海の美しい景色が眺められる絶景ロードとして、いろんな北海道ツーリングの記事にも紹介されている通り、まっすぐな道が多く、カーブも緩やかで、日本海に沈んでいく夕陽を眺めながら走行できる、素晴らしい道でした。
利尻島が大きく見えるところでカブを止めて少し撮影。雄大な景色!さすが北海道….!

絶景を楽しみながらトコトコ走ること約1時間で、「オトンルイ風力発電所」に到着。ガソリンランプが残り1で点滅していたので、無事たどり着けたことに一安心(-_-;)
道路と並行して約3㎞に渡って立ち並ぶ28基の風車と、スーパーカブを撮影。広大で自然豊かな北海道だから可能にする光景かなと思いました。


オトンルイ風力発電所は2025年3月から4月に停止&撤去の予定でしたが、2027年3月まで延期することになったので、本当にこのタイミングで来られてよかったです。
【さすがに疲れた…】天塩町にあるホテル「てしお温泉 夕映」到着
天塩町のガソリンスタンドでガソリン満タン入れて、セイコマートで今日の夕飯と明日の朝食を買ってからホテルへ。宿泊代1万越えで高かったんですけど、他に泊まれそうなホテルがなく…..
高かった分、部屋は広くてきれいで、温泉&サウナも付いていたので、旅の疲れをとるには最高のホテルでした。


窓からの眺めがよくて日本海がよく見えます。温泉に入りに行った時、湯船につかりながら、ちょうど日本海に沈む夕陽を眺めることもできて、今日の旅の締めくくりにきれいな景色を見せてもらったなって思いました(*^-^*)
カブもお疲れ様(*^-^*)


北海道ツーリングの4日目は以上です(^^)
天塩町からオロロンライン経由で留萌→石狩と走って、札幌市街を観光した5日目は、次の記事で紹介しようと思います。それではまた👋

☆1~3目の記事はこちらから

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